Mac で Office ソフトウェアをアンインストールする方法
Microsoft Office は多くの人にとって必要不可欠なツールですが、不要になった場合や新しいバージョンに移行したい場合には、アンインストールが必要になることがあります。以下では、Mac で Microsoft Office を完全にアンインストールする手順を詳しく説明します。
1. Office アプリケーションのアンインストール準備
まず、アンインストールを開始する前に、以下の点を確認してください。
- ライセンス情報の確認:再インストールする予定がある場合、Microsoft アカウントにライセンス情報が保存されているか確認してください。
- データのバックアップ:OneDrive やローカルに保存されているファイルが削除されることはありませんが、念のためバックアップを取ると安心です。
- Office アプリを終了する:すべての Office アプリケーション(Word、Excel、PowerPoint など)が完全に終了していることを確認してください。
2. Microsoft Office アプリケーションを削除する
Office アプリは Mac の「アプリケーション」フォルダに保存されています。次の手順で削除してください。
- Finder を開き、「アプリケーション」フォルダに移動します。
- 削除したい Office アプリケーション(例: Microsoft Word、Excel など)を探します。
- 各アプリケーションを右クリックして、「ゴミ箱に移動」を選択します。
- すべての Office アプリケーションをゴミ箱に移動した後、ゴミ箱を空にします。
3. 関連ファイルを削除する
アプリケーションを削除しただけでは、すべての関連ファイルが Mac 上に残る場合があります。これらのファイルを手動で削除する手順を以下に示します。
-
Finder で隠しファイルを表示
Finder で「Command + Shift + . (ピリオド)」を押して隠しファイルを表示します。 -
関連フォルダを検索して削除
Finder で以下のパスに移動し、Microsoft 関連のファイルやフォルダを削除します。/Library/Preferences
/Library/Application Support/Microsoft
~/Library/Preferences
~/Library/Application Support/Microsoft
~/Library/Containers
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検索機能を活用
Finder の検索バーに「Microsoft」や「Office」と入力し、不要なファイルを確認して削除します。
4. OneDrive をアンインストールする(必要に応じて)
Microsoft Office と一緒に OneDrive をインストールしている場合、これも削除できます。
- アプリケーションフォルダで「OneDrive」を見つけてゴミ箱に移動します。
- OneDrive の関連ファイルを削除するため、以下のフォルダを確認してください。
~/Library/Group Containers/
~/Library/Application Scripts/com.microsoft.OneDrive
5. Microsoft AutoUpdate を削除する
Microsoft Office には自動更新ツール「Microsoft AutoUpdate」が付属しています。これも削除可能です。
- Finder の「アプリケーション」フォルダに移動します。
- 「Microsoft AutoUpdate」を探してゴミ箱に移動します。
6. Mac を再起動して確認
すべての手順が完了したら、Mac を再起動してください。その後、Finder で「Microsoft」や「Office」と検索し、関連ファイルが完全に削除されたことを確認します。
まとめ
Mac で Microsoft Office を完全にアンインストールするのは、いくつかのステップを踏む必要があります。アプリケーションを削除するだけでなく、関連ファイルを探して削除することが重要です。このプロセスを丁寧に行うことで、Mac のストレージを効率的に管理できます。
必要に応じて、Microsoft の公式サポートページも参照してください。